世界自然遺産に登録された奄美と沖縄の7市町村が、自然保護活動のため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを始めました。
(宇検村 元山公知村長)「先人たちの思いを受け継ぎ、持続可能な生活に向き合い、この自然環境を次の世代へ守りつなげて行くことは、私たち一人一人の使命であります」
自然保護活動のためのクラウドファンディングを始めたのは、世界自然遺産の登録が決まった奄美大島の5市町村と徳之島の天城町、沖縄県の竹富町です。
クラウドファンディングは、ふるさと納税大手の「ふるさとチョイス」を通じて行われ、7市町村がそれぞれの特産品などを返礼品とし、2750万円を目標とします。
そのすべてがアマミノクロウサギの交通事故死=ロードキル対策や、子どもたちの自然学習などの自然保護活動に使われます。
(奄美市 朝山毅市長)「(世界遺産は)5市町村が共有する財産。我々がこの島を守っていく互いに連携を図るというころが大事」
クラウドファンディングの期間は、沖縄・竹富町が9月29日まで、奄美の6市町村が11月10日までです。