花の島に生まれ、花の島で育った幼稚園児、令和初めての卒園式の模様を沖永良部島のケーブルテレビERABUサンサンテレビが取材しました。
3/19、沖永良部島、和泊町の和泊幼稚園で卒園式が行われました。
沖永良部島は花の島、年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲きます。エラブユリ、スプレーギクなどの栽培も盛んな島です。
男児9名女児13名 ひまわり組22名の巣立ちの日、新型コロナウィルスの警戒の中で行われた和泊町立和泊幼稚園、花の島の卒園式は、壇上には例年にも増してきれいな花々で彩られました。
一方でこの春卒業式の中止などで花き(かき)農家からは悲鳴の声があがっています。
そんな中、3/18えらぶゆりの島空港で和泊町の職員による『花いっぱいプロジェクト』が開催されました。花いっぱいプロジェクトとは農林水産省が新型コロナウイルスの影響で需要が減少している花きの消費拡大を図るため、家庭や職場に春の花を飾って楽しむことを推進しているものです。
この日は飛行機から降りてきた乗客に和泊町の職員が沖永良部島で作られた花を手渡しでプレゼトしました。
和泊町役場経済課の清水さんは、「花の島に生まれ、花の島で育ち、花の島で暮らす、沖永良部島のしまんちゅの想いと、花のチカラによって、日本を元気にできるよう、一丸となって頑張ってまいります!」と話していました。