コト

大島紬を学ぶ保育園児

龍郷町大勝にある奄美の伝統工芸品「大島紬」の体験テーマパーク「夢おりの郷」さんからの話題です。

「夢おりの郷」の敷地には、サンサン保育園という保育園が併設してあって、園児たちは、普段から大島紬に関する「体験」をしています。

地元の特産品について、子どもたちが普段から学べるのはいい機会です。

今回は、「大島紬」の材料である蚕の飼育体験です。
夢おりの郷では、蚕を飼育しており、蚕の飼育は全国でもとても珍しいということです。

くわの葉とり

この日はまず、7人の園児が敷地内に生えているくわの葉をとりに行きました。

蚕はくわの葉しか食べないんです。

蚕のもとへ

蚕に、とってきたくわの葉を食べさせてあげます。夢おりの郷では、一年中、蚕を飼育しており、その数なんとおよそ2000頭!

大島紬が出来るまでにおよそ40もの工程があると言われていますが、まさか蚕の飼育から始めるとは子供たちも思っていないでしょうね。

思ったより大きい蚕ですが、子供たちは怖くないようです。

そして、この蚕がはいた繭から絹糸を取り出すんです。

既に繭になったものもあって、中にはアマギオオゴマユという黄色い繭もあり、意外でした。

(夢おりの郷 南 祐和 理事長)「糸をはいて、こういう風にまわりを巻くわけ。自分を守るために。だいたい1日、2日でまくんだけど、この細い糸が出てて、どれくらいの長さになると思います?」

(夢織の郷 南 祐和 理事長)「1500メートル!の、細い糸を全部はくの。」

この絹糸が大島紬になるには、出来た糸を敷地内にある泥田で染めることになります。

夢おりの郷さんでは、この泥染め体験から皆さんにも体験して頂けるようにもなっています。

また、サンサン保育園では、親子で機織り体験なども行われています。

そして卒園の時は、大島紬というのも、この保育園ならではの取り組みです。

こうして、いくつのもある工程の全てが手作業なんです!大島紬が高価なのも納得です。

龍郷町は大島紬発祥の地とも言われており、紬は奄美の大事な文化の一つです。
その文化も自然によって作られているということを感じました。
こどもたちも保育園生活を通して、奄美の伝統文化を感じられる貴重な体験をしているということを、大きくなって知るのかもしれませんね。


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