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総勢99人が歌声披露 奄美市で「民謡民舞・シマ唄日本一」大会 

日本民謡協会と同協会奄美地区大会実行委員会共催の2024年度「シマ唄大会」が18日、鹿児島県奄美市笠利町の県奄美パークであった。午前の「民謡民舞少年少女奄美連合大会」(中学生以下、全国大会予選)と「午後の「奄美シマ唄日本一大会」(高校生以上、九州大会予選)の2部構成。観衆や審査員が見詰める中、出場者は自慢の歌声を会場いっぱいに響かせた。

民謡民舞少年少女奄美連合大会には小学低学年の部、同高学年の部、中学生の部の計3部門に32人がエントリーし、当日は30人が出場。17人が入賞し、全国大会への出場権を得た。全国大会は今年8月に東京都で開催される。

奄美シマ唄日本一大会には青年部、壮年部、中年部、熟年部、高年部の計5部門に74人がエントリーし、当日は69人が出場。入賞者25人が九州大会への切符をつかんだ。九州大会は来年4月に熊本県で開かれる。

各部門の入賞者は次の通り。(敬称略)
【民謡民舞少年少女奄美連合大会】▽小学校低学年 ①原琴子(あやまる会)②石井開道(奄美芸能徳之島会)③蘇小梅(山ゆり会)④阪本杏奈(奄美芸能徳之島会)▽同高学年 ①土谷笑鈴(あやまる会)②原美波(同)③久保心春(同)④阪本莉音奈(奄美芸能徳之島会)⑤坂本みなみ(同)⑥松岡真慈(同)⑦井凛々依(同)▽中学生 ①峰岡朋輝(奄美芸能徳之島会)②奥野乃佳(名瀬ルリカケス会)③芳村しずく(奄美芸能徳之島会)④久原奈子(喜界会)⑤津畑杏朱(あやまる会)⑥鼎沙羅(瀬戸内会)

【奄美シマ唄日本一大会】▽青年部 ①時岡優里菜(北大島会)②界眞子(喜界会)③松崎博文(北大島会)④萩原かほ(あやまる会)⑤白戸姫夏(瀬戸内会)⑥鈴木侑(山ゆり会)⑦鈴木明(同)▽壮年部 ①福山幸司(北大島会)②川口成美(同)③朝木綿子(山ゆり会)④薮内寛和(名瀬ルリカケス会)⑤福山尚史(あやまる会)⑥白浜直子(同)⑦鶴幸子(徳之島民謡研究会)▽中年部 ①上原京子(瀬戸内会)②上野小津江(同)③平田久代(名瀬会)④西林由美子(瀬戸内会)⑤牧純子(山ゆり会)⑥本田サユミ(北大島会)⑦松浦廣文(名瀬会)▽熟年部 ①嘉川敏子(瀬戸内会)②村田頼子(名瀬会)③浜田百合子(北大島会)▽高年部 ①阿部ミネ子(瀬戸内会)

子どもから大人まで総勢99人が出場したシマ唄大会=18日、県奄美パーク

南海日日新聞

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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