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学校と地域の橋渡し役 奄美高校魅=力化コーディネーターにOB5人

鹿児島県立奄美高校(脇浩一校長、生徒377人)の魅力化コーディネーター委嘱式が7月11日、奄美市名瀬の同校であり、観光や情報分野で活躍する卒業生ら5人へ委嘱状を交付した。コーディネーターの一人でオーシャンブロードバンド専務取締役の正寿江利さん(51)は「生徒たちが地域を知って自ら発信できるよう手助けし、共に島を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

脇校長(右)から委嘱状を受け取った魅力化コーディネーター=7月11日、奄美高校

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同校は生徒が主体となって奄美大島の観光プランを企画・運営する「奄美の魅力フルコース堪能(奄ふる)プロジェクト」など、各学科の生徒がそれぞれの学びの成果を地域へ還元する活動に取り組んでいる。魅力化コーディネーター制度は、地域活動や郷土学習のサポート役として2021年度にスタートした。

今回は3期目となる正さんのほか、大和村国直で民宿「さんごビーチ」を営む江﨑隼太さん(36)、奄美群島認定エコツアーガイドの白畑梓さん(36)、地域情報編集・制作会社しーま代表の深田小次郎さん(46)、地元FMラジオ局を運営する特定非営利活動法人ディ代表の麓憲吾さん(51)を新たに任命した。

委嘱式で脇校長は「生徒たちが奄美の魅力を外へ伝え、地域の活性化を担う存在になれるよう、アドバイスと協力をお願いします」とあいさつ。出席した江﨑さん、白畑さん、麓さん、正さんへ委嘱状を手渡した。

5人は今後、学校と地域の橋渡し役としてさまざまな分野で同校に協力する。任期は23年6月1日から25年5月末まで。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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