鹿児島県和泊町(沖永良部島)の高千穂神社で16日、無病息災祈願祭・奉納土俵入りがあった。沖永良部島内の0~1歳児16人が初の土俵入りを披露。保護者らが子どもの健やかな成長を願った。
同神社の例大祭の一環で毎年行っている。乳幼児は化粧まわしにねじり鉢巻き(女児は花飾り)姿で登場。地元力士が抱いて土俵に上がり、力強くしこを踏んだ。司会者が一人一人、保護者からのメッセージを紹介。元気よく泣きだす子もいて、来場者の笑顔を誘っていた。
子どもの初土俵入りを見守った母親は「貴重な経験ができた。見ていてかわいくてほっこりした。子どもにはみんなに愛され、人を助けられる人になってほしい」と思いを話した。
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