第43回南海日日旗争奪奄美市地区対抗野球大会(南海日日新聞社主催)の最終日は8日、鹿児島県奄美市の名瀬運動公園市民球場で準決勝、決勝があり、決勝で奄美が古見方を6-5で下し3連覇を達成した。大会MVPの村山杯は、昨年に続き奄美の富裕平投手が受賞した。
決勝 奄美6-5古見方(延長九回)
(奄)坂上、富―森大
(古)村山、上田―城間、天願
- 本塁打 濱崎(古)
- 三塁打 笹峯(奄)
- 二塁打 森大(奄)
奄美は二回、四球で出塁した馬場が二盗し、笹峯の三塁打などで2点を先制すると、三回にも1点を加え試合を有利に進めた。古見方は三回裏に満塁の好機をつくると主砲・濱崎に本塁打が飛び出し逆転に成功。両チームは中盤にも得点を加え5―5のまま試合は延長戦にもつれ込んだ。九回表、奄美は市田の適時打で決勝点となる6点目を奪うと、富の力投で古見方の反撃を振り切り、栄冠を手にした。
個人賞
- 最優秀選手賞(村山杯):富裕平(奄美)
- 年代別優秀選手賞:20代・濱崎和貴(古見方)、30代・坂上謙次(奄美)、40代・吉田薫(古見方)
- 勝利監督賞:河村裕二(奄美)
- 打撃賞:濱崎和貴(古見方)9打数6安打
- ホームラン賞:満永浩輝(住用)、濱崎和貴(古見方)
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