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仕事も余暇も満喫 沖永良部ツアー、西郷どんの足跡たどる

 観光地などで、仕事をしながら余暇を楽しむ「ワーケーション」のモニターツアーが17日、鹿児島県沖永良部島で始まった。東京都と鹿児島本土の旅行関連の会社員ら計6人が来島し、「自己変容」をテーマとした研修プログラムを体験しながら、インターネットなどテレワークに適した環境が整っているかなどを確認している。

 ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語。ツアーは、和泊町とおきのえらぶ島観光協会、日本能率協会マネジメントセンターがワーケーションの環境整備へ向けて企画。2020年度からプログラム作成に着手し、ツアーを実施するのは初めて。今回の参加者の感想を、島内の着地型観光商品の開発につなげる狙いもある。運営費には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した。

 ツアーは20日まで。企業向けに設計し、参加者が働き方改革やCSR(企業の社会的責任)などについて考え方を深められるよう研修プログラムを盛り込んだ。一行は、無線LAN・Wi―Fi(ワイファイ)の整った和泊町内の宿泊施設に滞在。テレワークの時間も設定しながら、ワーケーションを体験する。

 研修プログラムは18日からスタート。参加者は、薩摩藩から遠島命令を受けて1862年8月から約1年半、同島で滞在した西郷隆盛について学んだ。同島で「敬天愛人」の思想を育んだとされる西郷にゆかりのある名所を巡り、西郷の島での思想の変容に思いをはせていた。

 ツアーに参加した東京都の会社員、石井敏弘さん(54)は「働き方改革やワーケーションに興味があったがコロナの影響で、ツアーに参加したのは初めて。調べた中で、自分から一番遠いところにあると思った沖永良部島を選んだ」とツアー参加の経緯を話し「実際に会社でワーケーションをどのように取り入れるかは議論が必要。今回の経験を自社での検討にフィードバックしたい」と語った。

 一行は19日以降、島内で海洋環境保全活動に家族で取り組むうじじきれい団(竿智之さん一家=知名町)の活動視察や、研修で感じたことを参加者間で共有する話し合いなども行う予定。

南海日日新聞〔写真〕西郷隆盛ゆかりの地を巡るツアー参加者=18日、和泊町

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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