新型コロナウィルスの外出規制を受け、自宅にいながら楽しめる方法を探している方々も多いと思います。そんな中、伝統的な音楽を自宅で楽しめるイベントを企画した方をご紹介します。
コロナの今だからこそ、自分の好きな音楽を通して多くの人と唄で繋がりを持ちたい!
こう思いを伝えてくれたのは沖永良部島出身で唄者の「前田博美(まえだ ひろみ)」さん(30歳)。前田さんは、幼い頃より沖永良部島で育ち、唄者であり師匠である祖母「前田綾子(まえだ あやこ)」さんの影響で島唄・三線を習い始め、島内外多くのイベントに参加しています。沖縄県を中心に活動し沖永良部島観光親善大使も務めています。
今回のコロナウィルスの影響で前田さんご自身も今後予定していた舞台イベントは延期や中止を余儀なくされたそう。そんな状況が、「この環境を少しでも変えたい、今自分が人に役に立てることは何なのか?」
と考えるきっかけになりました。今多くの人々が自宅で過ごしている状況の中で、大好きな唄を伝えたい、と強く思ったそうです。周りで活躍されている唄者さんやミュージシャンの方が持ち前の音楽を披露できる場を作れたらと思い、考えたのがうたをつなぐ「唄つ
この唄つなぎリレーは音楽のジャンルを問わない形式で行われ、最終的な目標リレー人数は100人だそうです。
リレーは現在(2020年4月27日現在)奄美群島をはじめとする全国各地の唄者の方々、40人ほどのミュージシャン達が中心となり、次の人にバトンを繋いでいっています。
私もこの光景を拝見させてもらったが、様々な方の唄や音楽を聴くことができ、音楽を通じて世の中を明るく照らそうというアーティストの思いが伝わってきました。音楽を通じてコロナ疲れを払拭できると改めて感じた瞬間でした。
唄つなぎリレー動画を見てみよう
まずは唄つなぎリレーを聞いてみましょう!SNSなどを通じて聞くことができます!前田さんをはじめとするミュージシャンが奏でる音楽を聴くことで、日頃感じるコロナ疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
▼前田さんの唄つなぎリレーはコチラから
https://twitter.com/maeda_hiromi34
今回取材の取材で、前田さんは、多くの方に音楽の楽しさを伝えて音楽文化の継承を行っていきたいという思いを伝えてくれました。
その思いが唄リレーという形で、どこまでも広がっていって欲しいと思います。