東京で徳之島フェア
第8回「とくの島観光・物産フェアin東京」(関東徳州会・徳之島3町郷友会主催)が2月23日、東京・代々木公園であった。当日は好天に恵まれ、家族連れなど約2万人が来場。出荷が本格化した赤土新バレイショ「春一番」の味覚を楽しみ、多彩な音楽に聴き入った。会場は寒さを吹き飛ばす「徳之島パワー」で熱気に包まれた。
フェアは関東エリアにおける徳之島物産の販路拡大、観光PRが目的。高岡秀規徳之島町長と大久保明伊仙町長があいさつし、出身者の古里に寄せる気持ちに謝辞を述べた。今年も徳之島出身者ら約200人がボランティアで協力した。
今年は41店舗が出店。「春一番」のバター焼きやタンカン、奄美黒糖焼酎、豚汁、おでん、黒糖などを販売した。中でも徳之島町の文具店が企画し、島内の社会福祉法人が製作を請け負ったバス停をモチーフにしたバッジやキーホルダーが人気を集めた。
展示即売の目玉になったのが、徳之島産の赤土新バレイショ3トンとタンカン500キロ。正午前には完売した。
毎年好評の芸能ステージには、島ゆかりのアーティスト11組が出演し、客席は立ち見が出る盛況ぶり。総踊りの「ワイド節」「六調」でにぎやかに締めくくった。
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