農林水産業の振興を目的とした「2023年度奄美市産業ふれあいまつり」(同実行委員会主催)が2月18日、鹿児島県奄美市名瀬の名瀬中央青果市場で開催された。地元の新鮮な野菜や旬のタンカン、人気の水産加工品などを求める多くの人でにぎわった。
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市街地と農村集落の交流促進や個性豊かな「一集落1ブランド」の推進、地産地消を図るイベント。約850人が来場し、地場産野菜や加工品の販売、各種体験・展示コーナーなどのブースを巡った。
奄美市名瀬地区食生活改善推進員連絡協議会はニガウリやハンダマ、トウガン、カボチャなどの島野菜を使った料理25品を、レシピも添えて展示。「いろんな調理法がある。家庭でも島野菜をたくさん活用して」と来場者にレシピを配り、呼び掛けていた。
奄美手熟師会による「昔のおもちゃ作り体験」や、奄美産木材活用協議会によるシイタケの駒打ち、メッセージボード(小型黒板)作りなどの木工体験が子どもたちに好評。綿菓子のプレゼントもあり、家族連れで楽しむ姿が見られた。
祖父母や母が見守る中、メッセージボードを完成させた朝仁保育園の園児は「(機器を使って)くぎを打つのが面白かった。よくできたと思う」と満足げだった。
地場産野菜など景品が当たる抽選会も盛り上がった。
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