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えらぶゆり植え付け 和泊町=地域活性化へ、球根4万球

鹿児島県沖永良部島の和泊町花と緑のまちづくり推進協議会(大福勇会長)は17日、和泊町喜美留(沖永良部島)の笠石海浜公園など3カ所でユリなどの植え付けを行った。えらぶゆりサポーター団体などに所属する小学生から一般まで約180人が参加。テッポウユリとフリージア、グラジオラスの計約4万球を植え付けた。

植え付け作業は、沖永良部島の特産物で、地域の農林水産物や食品のブランドを守る農林水産省の地理的表示(GI)保護制度にも登録されている「えらぶゆり」を生かした地域づくりや観光振興などの一環として実施した。

笠石海浜公園では、小中学生や町連合青年団などが、ユリの球根約1万6000球を、手際よく植え付けていた。フリージアとグラジオラスは、同町国頭の県道沿いの町有地などに植えた。

小学1年生から毎年参加している5年生は「花が咲いた時には、たくさんの人に見てもらい、すごいと思ってもらいたい」と笑顔で話していた。

同協議会によると、今回植えた花の見頃は、ユリとグラジオラスが来年4月中旬~5月、フリージアが2月~3月中旬ごろ。

南海日日新聞〔写真〕テッポウユリの球根を植える参加者=17日、和泊町喜美留

▽写真説明
満開のユリ=2021年4月、笠石海浜公園

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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