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きらめく「青」真夏の海、人々の心癒やす 奄美大島

亜熱帯の彩り

ターコイズブルーに輝く手安の浅瀬=瀬戸内町

ターコイズブルーに輝く手安の浅瀬=瀬戸内町

青空に白雲、強い日差しにまぶしいほどの白い砂浜。南国らしさが際立つ真夏の奄美の海辺。きらめく青い海に、訪れる人は心を癒やされる。

海の色は、場所によって異なり、天気や日の差し方でも刻々と姿を変える。サンゴ礁に囲まれた奄美の海は、透明度が高く、サンゴの破片でできた真っ白な砂によって、きれいな青色に見えるという。

大島海峡に面した鹿児島県瀬戸内町手安の目の前に広がる遠浅の海は、夏の日差しを浴びて淡いターコイズブルーに輝いていた。海峡の深い青の向こうに、加計呂麻島の島影が連なる情景はとても美しい。

同町嘉鉄の湾内は、「嘉鉄ブルー」とも呼ばれる絶景が広がる。かつては足の踏み場もないほどに海藻のホンダワラが繁殖し、海の色はより青々としていたという。ウニや貝などが豊富で、海の恵みがシマ(集落)の暮らしを支えた。

「台風が来る度に海は変わる。波が浜の汚れを持って行ってくれる」とシマの人は話す。

〔写真〕「嘉鉄ブルー」とも呼ばれる絶景が広がる湾内=瀬戸内町

〔写真〕「嘉鉄ブルー」とも呼ばれる絶景が広がる湾内=瀬戸内町


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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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■Instagram:https://www.instagram.com/amami_news/

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