鹿児島県沖永良部島知名町の瀬利覚(せりかく)(東則雄区長、274世帯)の湧水ジッキョヌホーで21日、「ホー(川)開き」があった。子どもたちを中心に地域住民ら約50人が参加し、安全を祈願した。恒例の水遊びは、数人が入水した直後に雷鳴がとどろいたため、すぐに中止した。
ジッキョヌホーは平成の名水百選として知られ、水道が普及した現在も住民の農作業や子どもたちの遊び場として親しまれている。
ホー開きは瀬利覚字子ども会と同育成会の共催。子どもたちに字(集落)の宝である川を大切にしてもらおうと2015年から開催し、今年で6回目。
少し水遊びができたという男の子は「お兄ちゃんと水鉄砲で遊んで楽しかった」と笑顔で話した。
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