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#自分を見つめるキカイ旅 学生目線、SNSで魅力発信

日本航空(JAL)と学生団体による、来島イベントが11~18日の日程で、鹿児島県の喜界島で開かれた。新型コロナウイルス下や、ポストコロナを見据え、主に若者世代を対象とした観光需要の喚起が目的。期間中、大学生ら約40人が来島し、インターネット交流サイト(SNS)を活用してそれぞれの目線で喜界島の魅力を発信した。

イベントはJALと、旅をテーマに企業や自治体のマーケティング事業などを手掛ける会社「TABIPPO(タビッポ)」=東京都=が運営する学生団体の協力で実施。JALによる東京-喜界島間の無料往復航空券の当選者と、同団体の学生らが参加した。

参加者は数人のグループに分かれ、喜界島の観光スポットを巡ったり、農家ら地元住民とも触れ合ったりして、旅先での経験や感じたことを、「#自分を見つめるキカイ旅」を付けてSNSで発信。期間中の学生らによるSNS投稿数は約500件。それを見た同年代からも「喜界島に行ってみたい」といった反応が寄せられたという。

イベントを企画した「TABIPPO学生支部」代表の日賀野舜さん(武蔵大3年)は「喜界島の皆さんに快く迎えてもらい、元気をもらった。青い空と海、のどかな農道など、どれをとっても都会にない大自然が広がっていて、時間を忘れて楽しめた。ぜひ夏もまた来島したい」と話していた。

現地での体験サポートや観光案内に協力した町地域おこし協力隊の谷川理さん(39)は「喜界島への観光客層は30代以上が多く、20代へのアプローチ強化が課題の一つだった。今回、エネルギッシュで発信力のある学生らが喜界島の情報を発信してくれ、島外の若い層にも喜界島をPRできた。大変ありがたい企画と思う」と語った。

南海日日新聞〔写真〕サトウキビの収穫体験などを通して農家と触れ合う学生ら=12日、喜界町(提供写真)

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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