うがみんしょーらん!ライターのとらおです。
3月に入り少しずつ暖かい日も増えて、春はもうすぐそこ!
全国的には桜や山菜などで春を感じると思いますが、奄美はアオサも春の風物詩。
アオサに覆われた海岸がグリーンの絨毯のようで、とても素敵な風景が見られます。
もちろん見るだけでなく食べても美味しいアオサ。
今回はアオサの景色や料理など、さまざまな魅力についてご紹介します!
グリーンが映える海岸。おすすめスポットやタイミングについて
アオサが見られる時期は、その年にもよりますが例年1月~4月頃。
大きな岩だけでなく、小さな石にまで緑のアオサがびっしりと生えています。
ふんわりと綺麗なアオサが春らしいですね。
浅瀬の海岸であればだいたい見られますが、おすすめしたいのが龍郷町赤尾木のハートロック。
ハートの形をした潮だまりは有名な観光スポットですが、アオサにふちどられた姿は今だけ。
以前ハートロックを見たことがあるという方も楽しめますよ。
今回撮影した日(2021年3月13日)はピークを過ぎていたようですが、龍郷町のホームページでは綺麗なアオサのハートロックが掲載されているので、ご覧になってみてくださいね。
アオサを見に行くときは、事前に干潮の時間を調べておくと安心です。
ぴったり干潮を狙わなくても大丈夫ですが、満潮に近い時間だと岩が海の中に隠れてしまいアオサが見えない・・・なんてことも。
私も以前時間を気にせず海岸に行ったら、アオサが全く見えなかったことがあります。
ぜひ、干潮の時間だけは確認しておくと良いですよ。
磯の香りがたまらない!おすすめアオサ料理
海岸はもちろんですが、この時期はスーパーにもたくさんの生アオサが並んでいます。
実は海岸に自生しているアオサには漁業権が設定されており、無断で採取すると漁業権侵害にあたることも。お手軽に採れそうなアオサですが、スーパーで購入するようにしてくださいね。
近所のスーパーでアオサを買って、4品のアオサ料理を作ってみました。
アオサの天ぷら
今回はイカと一緒にかき揚げ風にしました。
海の幸同士で相性抜群。何も付けなくても程よい塩気があって美味しかったです。
アオサの卵焼き
アオサの緑と卵の黄色のコントラストが春らしく、味はもちろん目でも楽しむことができます。
お弁当のおかずにもぴったりで、この卵焼きを入れるだけでぐっと華やかになりますよ。
アオサのお吸い物
シンプルな味付けなので、アオサ独特の磯の香りをダイレクトに感じられます。
アオサとキュウリの酢の物
奄美ではよく食べられるアオサとキュウリの酢の物。酢の酸味とも良く合います。
作り方はキュウリを切って和えるだけと簡単なので、もう一品欲しいときに便利です。
見ても楽しい、味わっても美味しいアオサ。
乾燥アオサは通年購入することができますが、アオサの絨毯を見に行ったり生アオサを食べたりできるのは今だけ。
ぜひ春の風物詩として、アオサを楽しんでくださいね!