進学や就職で若者がふるさとを後にする旅立ちの季節を迎えています。就職で沖永良部島から離れる若者の”島立ち”を、ERABUサンサンテレビとMBCが共同取材しました。
沖永良部島の和泊港に伝統芸能のエイサーの音が響きました。島で唯一の高校、沖永良部高校エイサー部のメンバーが、船で島から旅立つ卒業生の見送りをしていました。
木佐貫海さん(18)。指宿市のホテルに就職するため、島を離れます。
4人きょうだいの長女の海さん。幼い弟や妹たちと離れて初めて1人暮らしをすることになります。
沖永良部高校をこの春卒業したのは88人、そのほとんどが進学や就職で島を離れます。
そして船で16時間、海さんは鹿児島港に到着しました。