未就学児から小学生を対象にした、第37回MBC奄美やちゃ坊相撲大会(MBC南日本放送主催)は4日、鹿児島県奄美市の名瀬中学校であった。個人76人、団体24チームが出場。新型コロナウイルス禍などでの中止を経て2019年以来5年ぶりの開催で、子どもたちの真剣な取り組みに会場では観客から大きな声援が送られた。
「やちゃ坊」は「元気な子ども」を意味する奄美の方言。過去には大相撲で活躍する力士も出場したことがある本大会は、未就学児、小学校低学年、高学年の三つの団体種目と、各学年の個人戦が行われた。
団体高学年の部で熱戦を制し優勝した笠利相撲Aの児童は「団体で初めて優勝できて本当にうれしい。仲が良いチームで、(すでに出場が決まっている)九州大会でもたくさん勝てるように努力したい」と喜んだ。
大会には大相撲の伊波が観戦、合宿で奄美を訪れていた鹿児島実業高校相撲部の生徒が土俵係を務めるなど相撲関係者が大会に花を添えた。
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