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キャンパーバンで移住体験 イノベーんちゅAWARD=大賞は山本さん、与論活性化へさまざまな提案

鹿児島県与論島の地域課題解決を目指すビジネスプランコンテスト「イノベーんちゅAWARD2024」(同実行委員会主催)は2月23日、与論町砂美地来館(さびちらかん)であった。審査員や一般来場者を前に町内の6人が自身の考えを発表。イノベーんちゅ大賞には、キャンパーバン(寝泊まりできる設備を備えた車)のレンタルで、家が見つかるのを待たずに移住体験を可能とする山本真衣さんの「モビリティハウス・ヨロン」が輝いた。

6人が自身のビジネスプランを発表したイノベーんちゅAWARD2024=2月23日、与論町

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コンテストは地域の活性化、発展に貢献する人材「イノベーんちゅ」の育成、確保を目的に3回目の開催。▽新しい価値を創出しているか▽望まれているか▽実現できるか▽持続可能か―を基準に審査し、大賞1件、優秀賞2件を選んだ。

発表で、山本さんはキャンパーバンレンタル事業について「自然を求めて車を走らせ、自然の中での生活を楽しむバンライフは、自然が身近にある与論島との相性抜群」と強調。同島の住宅不足問題を課題に挙げ、「家や空き家が少ない与論島では、モビリティ(移動性)こそが若者を増やす鍵になるのではと感じている。若者が住みたいと思える未来をつくりたい」と訴えた。

優秀賞には大山和子さんの畑のレンタルサービス、河野祐子さんの島産材を使った固形せっけん開発の両事業提案が選ばれた。受賞者には、伴走支援付きの事業支援補助金が交付される。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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