龍郷町のスイミングスポーツ少年団の「初泳ぎ!」元日の朝、龍郷町『アウン海岸』でありました。
集まったのは町内外の小学生から高校生まで約40人。初日の出を眺めながら元気よく寒中水泳に挑みました。この少年団の初泳ぎはなんと約50年続く恒例行事なんです。
この日の気温は9.6度。参加者は準備体操とランニングで入念にウォーミングアップした後、午前7時に指導者らの号令に合わせて海に入り、300メートルほど泳ぎました。
海から上がるとたき火で体を温めながら保護者らが用意した豚汁をいただきます。
これが美味しいんですよね。
初泳ぎに参加した中田龍之介君(大勝小6年)は「今年は中学生。自己ベスト更新や水泳以外にも多くのことに挑戦したい」と新年の抱負を語りました。
指導者の山田隆博さんは「昨年は新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった。今年は健康と安全に気を付けながら、それぞれの大会で練習の成果を発揮できるよう頑張って欲しい」と語っていました。
一方『秋名・幾里地区』では、「コロナに負けるな」と集落の連合青年団らによる有志約30人が「チンドン屋に扮し集落内をを練り歩くという元気のいい企画も突然立ち上がりました。
考案したのは楠元奈津紀さん。年始会や餅つきが中止になったことを受け、代替え案として実施をおもいついたそう。
「恒例行事の中止を受けて寂しい雰囲気の中、声をあげたら多くの人が同じ思いでいた。地域の子どもから年配の方まで、たくさんの笑顔が見られてよかった」と喜んでいました。
そういえば、まだ初詣に行っていないということで、龍郷町戸口にある【神社】にも行ってきました。
1185年、壇ノ浦の戦いで敗れたの落人たちは、奄美諸島へ逃げて行きました。そしてその中の平行盛は龍郷町戸口を制圧し居を移したそうです。ここ戸口の「平行盛神社」はその平行盛をまつった神社です。行盛公は地域の方々に農業と漁獲方法を教え学問は特に倫理と道徳を教えたとして尊敬されここにまつられているそうです。
これからの受験シーズン、学生の方たちも来るそうです。
このように新年は龍郷町での地元ならではのスタートを切りました。
今年もエフエムたつごうから元気で自然あふれるシマらしい話題をお届けします。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします!