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大島ナイン、練習再開 高校野球=悔しさバネに、夏目指す

第94回選抜高校野球大会に出場し、25日に帰島した鹿児島県立大島高校野球部(奄美市名瀬)が28日、同校グラウンドで練習を再開した。チームの副主将でエースの大野稼頭央は「悔しかった気持ちを絶対に忘れず、ここからもう一度甲子園の舞台に立てるように意識して練習していきたい」と力を込めた。

帰島後に2日間の休養を挟んだ同部。28日のグラウンドは、早朝の雨でぬかるんでいたが、午前8時半の練習開始より1時間ほど前から自主練習でバットを振り込む部員たちの姿があった。

塗木哲哉監督は「きょうから再始動。(甲子園での)反省を生かして、チーム全体でしっかりまとまりをもって野球ができるようにやっていこう」と部員たちに声を掛けた。帰島後はテレビ中継の録画とネット配信で自チームの試合を繰り返し視聴し、課題も見えてきたという。

部員たちは甲子園から届いた遠征の荷物を部室に運び入れた後、「お願いします」と元気よくグラウンドに一礼して駆け出し、全体でウオーミングアップを開始した。その後は自主練習組と転勤する恩師の引っ越し作業を手伝う組に分かれ、それぞれが午前中いっぱい活動に励んでいた。

南海日日新聞〔写真〕グラウンドに一礼後、一斉に駆け出す野球部=28日、大島高校上部グラウンド

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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