奄美市住用町で夜行性の生物を観察するナイトツアーのルールを検証する、実証実験が行われました。
実証実験が行われたのは、アマミノクロウサギをはじめ夜行性の様々な生物が観測できる、奄美市住用町の市道三太郎線の周辺です。
三太郎線は人気のスポットで動物をはねる事故や、利用者同士のトラブルなども発生していました。実験では三太郎線を一方通行にするほか、通れる車は予約制にして、台数は1時間で4台に制限、スピードも時速15キロ以下に抑えるよう求めています。
(環境省 早瀬穂奈実 国立公園管理官)「これから先観光客が増えていくことをふまえて今のうちに奄美の自然を守りながら野生動物に配慮しながら持続可能な観光していくようなルール作りをしていく」
実証実験は23日まで5日間行われました。