高級食材でもある「島バナナ」。
内地ではあまり有名ではないかもしれませんが、奄美大島では大人から子どもまでみんな大好きなフルーツです。
青果店や家の軒先などに島バナナがぶら下がっているのを見ると、「もうそんな時期なんだな~」と季節を感じます。
島バナナって何?という方のために、おすすめの食べ方をご紹介します!
島バナナとは?
島バナナは、奄美大島や沖縄では庭先などに植えられている、日本の在来種(小笠原種)のバナナです。
一般的なバナナよりもサイズは小ぶりで、甘みと酸味がある濃厚な味わいと、むっちりとした食感が特徴です。
この味わいが本当に美味しいんです。
輸入バナナは口に入れるとまず甘いと感じますが、島バナナはほどよい酸味と爽やかな香りがあり、ほぼ 別もののおいしさ。
一般的なバナナは嫌いだけど島バナナは大好き!という人もいるほどです。
美味しくて人気の島バナナですが、強い雨や風に弱いフルーツなので、台風や病気の影響で生産量が少ないのです。
島バナナの旬は6月~9月ごろため、せっかく実がなっても台風で一気にダメになってしまうこともあるんです。
その希少性から、島バナナは高級フルーツとなっています。
島バナナの食べごろサイン
奄美大島に来た際や通販などで島バナナを手に入れたら、一番食べごろの美味しい時に食べたいですよね!
島バナナの食べごろは、皮の表面にシュガースポットといわれる黒い斑点が出てきたとき。
皮が黒くなっても中の果肉はきれいに白いので、見た目も美しいまま食べることができます。
島バナナはまだ熟す前の青い状態で収穫し、風通しのいい場所に吊るして追熟させます。
青い状態から、だんだん皮が黄色くなって、シュガースポットが出てくる過程を見るのも楽しみのひとつですよ。
食べごろに全部食べきれなくても大丈夫!
皮をむいて冷凍しておけば、美味しさをキープできます。
島バナナの美味しい食べ方やアレンジ方法
島バナナはまずそのまま食べるのが一番美味しいですが、牛乳や氷と一緒にミキサーにかけてスムージーにするのもおすすめ。
ハチミツや黒糖を入れても美味しいです。
また、パンケーキやアイスクリームと一緒に食べると、美味しいカフェ風スイーツになりますよ。
みなさんもぜひ一度、島バナナを食べてみてくださいね。