「はぁー、スッキリした…!」
海からぽっかりと現れた白い砂浜を、穏やかな波が優しく撫でていく…。
限られた条件下でしか見ることができず、年に数回しか現れない幻の浜「かくれ浜」。
わたしは奄美大島に移住して2年半以上経ちますが、天候や訪れるタイミングが合わず、幻の浜にたどり着けないままでした。
しかし先日、やっと初めてかくれ浜に上陸することができました!
かくれ浜が現れる条件や、行き方などをご紹介します。
あなたが奄美大島を訪れるタイミングでかくれ浜が現れるなら絶好のチャンス!
ぜひ行ってみてくださいね。
かくれ浜とは?
かくれ浜は、潮が大きく引く大潮の日の干潮時にだけ現れる砂浜で、奄美市笠利町大字喜瀬(きせ)集落の端にあり、崎原(さきばる)海岸へと向かう道へ入ってすぐの海岸にあります。
春から初夏にかけては干潮潮位がマイナスになるので、この時期を狙うと上陸しやすいですよ。
潮位がマイナスになる時間帯は、気象庁のサイトなどで確認できます。
かくれ浜が出ていると、海の中に白い小島が浮き出ているのが海岸沿いの道路からでもわかります。
かくれ浜へ、いざ出発!
到着すると、道路からかくれ浜が出ているのが確認できました!
もうすでに上陸している人影もたくさんあります。
道路に車を停めて、歩いてかくれ浜に向かいます。
海の中に足を浸けて進んでいきます。
海の透明度がとても高いので、足元にはサンゴ礁や岩、そしてその周りを泳ぐ魚たちの姿がはっきり見えます!
かくれ浜までは比較的浅いところを通ることができますが、途中、大人の男性でも腰まで浸かる箇所もあります。
水着や濡れてもすぐに乾きやすい服を着ていきましょう。
白砂が美しい、幻の陸地
ゆっくり歩いて10分も経たないうちに、かくれ浜へ到着しました!
海の中にぽっかりと砂浜が浮かんでいて、両サイドから波が優しく打ち寄せます。
この日は快晴ということもあり、地元の人だけでなくツアーの船も来ていました。
浮き輪でぷかぷか海に浮かぶ人、土遊びをする子どもたち、SUPやカヌーを楽しむ人など、みんな思い思いにかくれ浜での少しの時間を過ごしていましたよ。
笑顔や笑い声が絶えない素敵な場所、かくれ浜。
タイミングや天候を狙って、ぜひあなたも上陸にチャレンジしてみてくださいね!
■かくれ浜
鹿児島県奄美市笠利町大字喜瀬
喜瀬(きせ)集落の端、崎原(さきばる)海岸へと向かう道へ入ってすぐの海岸から海へ歩く。