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「奄美を写す写真展」大賞はROCKY ARAKIさん~全国から211点応募

「第1回 奄美を写す写真展」(鹿児島県奄美パーク・田中一村記念美術館主催)の作品審査がこのほどあり、ROCKY ARAKIさん=龍郷町=の作品「ラッセンがやってきた!」が大賞を受賞した。入選以上の作品144点は5月21日から6月5日まで、同美術館企画展示室で展示される。

第1回奄美を写す写真展で大賞を受賞したROCKY ARAKIさんの作品「ラッセンがやってきた!」

写真展は世界自然遺産に登録され、美しい自然や独特の地域文化などに囲まれた奄美をテーマに全国の写真愛好家から作品を募集し、奄美の文化振興や観光の発展に寄与することが目的。県外の9人を含め、全国各地の78人から計211点の応募があった。

募集作品のテーマは奄美の自然や生活、行事などを撮影した写真。大賞作は龍郷町の手広海岸から見た奄美市笠利町の明神崎に昇る朝日を撮影した。海や海洋生物などをモチーフにしたマリンアートを作風とする画家・ラッセンの初期の作品である海岸と朝日を連想させるような1枚で「審査では「ストレートに心に入ってきて記憶に残り、奄美を分かりやすく撮っている写真」と講評された。

ROCKY ARAKIさんは「光の道と生き物のようにキラキラと浮遊するきらめきを撮影できないかと思い、沢に入って撮った。記念すべき第1回の大賞と聞き、驚きと喜びでいっぱい」と話した。

写真展は休館日の6月1日を除く15日間。開館時間は午前9時~午後6時。観覧無料。

優秀賞「じーっ」(餅田真理子さん)

 

優秀賞「星窪の朝」(屋宮央哉さん)

 

優秀賞「サネン カシャの花」(山根香岐さん)

 

優秀賞「おたまじゃくし」(高優一郎さん)

 

※写真提供はすべて南海日日新聞

 

 

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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