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初の秋開催、大盛況!  徳之島町どんどん祭=4年ぶり、パレードやステージ再開

鹿児島県徳之島町(徳之島)の秋祭り「どんどん祭」(同実行委員会主催)が10月29日、同町亀津の亀津新漁港の特設会場で開催された。新型コロナウイルス感染拡大による制限を撤廃し、パレードやステージは4年ぶりの実施。奄美群島日本復帰70周年を記念した開催に加え、ハロウィーンイベントも重なり会場は例年以上のにぎわいを見せた。

約900人が参加したどんどん祭パレード=10月29日、徳之島町亀津

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どんどん祭は2019年まで8月に開催されていたが、暑さや台風の影響を避けるため秋に移行した。午後4時半から亀津市街地の県道(通称16メートル道路)でパレードがあり、23団体約900人が特設会場までの約700メートルを練り歩いて沿道の観客を楽しませた。

午後6時すぎから、特設ステージのショーが始まり、子どもたちによるダンスや踊りなどが繰り広げられたほか、九州のご当地ヒーロー「ドゲンジャーズ」や沖縄の人気音楽ユニット「いーどぅし」の奏絵さんら特別ゲストが祭りに花を添えた。

会場には20以上の夜店が軒を連ね、無料の振る舞い酒もあった。花火大会では約2千発が夜空を彩り、多数の来場客が久しぶりの祭りを楽しんでいた。

高岡秀規町長は「コロナ禍での中断もあり、秋開催は今回が初めて。ハロウィーンも重なり子どもたちも例年より楽しそう」と目を細めつつ、「過ごしやすい時期の上、天気にも恵まれた。仮装コンテストなど島外から人を呼べるような企画も考えて今後も秋のイベントとして継続していきたい」と話した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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