「みーや、みてみーや」というイベントが開催されました。
「みーや」は奄美の方言で「新しい家、新しい建物」という意味です。
今回、新しく建設中の「奄美市 市民交流センター」の建設現場を見学してきました。
この秋完成予定の「奄美市 市民交流センター」。
今回、建設現場に潜入し、どんなふうに「みーや」ができ上がっていくのか?
また、完成までにはどんな人たちが関わるのか?など学びました。
建物を建てるには、まず、「どんな建物を建てたいのか?」を話し合い、設計図を作り、その設計図をもとに実際に建物を作る「施工」を行います。
土台や骨組みを作り上げ、さらに内部を完成させていきます。
子どもたちも、装備も整えて、いよいよ建築現場に向かいます。
「奄美市 市民交流センター」は、これまでの名瀬公民館の建て替えに合わせ、建設されています。
図書館やホール、生涯学習の機能をひとつにまとめた新たな交流拠点を目指します。
図書館になるスペースです。誰もが使いやすいようにと工夫されたバリアフリーやユニバーサルデザインの取り組みに、子どもたちも興味津々でした。
外から見た壁や内部の壁が赤っぽいのは、奄美の土は「赤土」がでてくるとのことでその赤土をイメージしています。
(東急・前田・丸三特定建設工事共同企業体 麓川篤さん)「建設業は若者が少なくなってきているので、見学会を開いて興味を持ってもらって、将来はできれば建設業に携わって欲しい思いで今回、企画しました。着工が3月からで、1万5000人前後が携わっております。気兼ねなくみなさんに集まっていただけるような楽しい施設になってほしいと思います。」
記念のタイル作りを体験しました。
「ずっと市民に愛される建物ができますように。工事関係者のみなさん頑張ってください」という思いを込めて。