鹿児島県奄美大島で「冬の紅葉」が見頃を迎えた。紅色の葉はハゼノキやシマサルスベリ、黄葉しているのはシマウリカエデやイヌビワ、リュウキュウエノキなど。野山を色とりどりに染め、ドライバーや通行人の目を楽しませている。
今季は冷え込む日が続いた影響もあり、瀬戸内町の海岸線は例年にないほどの鮮やかさ。山の大半を占める常緑広葉樹や松の深い緑色の中、赤や黄色の落葉樹のコントラストが輝いていた。
同町古仁屋の東砂子さん(86)は「まるで絵はがきのよう。買い物の行き帰りに眺めるのが日課」とほほ笑んだ。景色は2月ごろまで楽しめそうだ。
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