あまみエフエムの渡陽子さんに伝えていただきました。
本来なら「奄美まつり」が行われていたはずの先週末、朝から集まっている方たちがいらっしゃいました。
8月10日の「道の日」を前に、建設及び建築業関係団体が参加する「奄美群島クリーンアップ大作戦」のボランティア清掃活動が行われました。
道路わきの草刈りも、さらに念入りにおこなわれていましたが、この日、県建設業青年部奄美支部のみなさんも参加されていらっしゃいまして、朝から花火の打ち上げまでがんばってくださったんですよ。
前田浩寿支部長「今日、スタッフの多さにビックリしております。ここまで大きいイベントになって凄く緊張しています。今回打ち上げる花火については、もちろん医療従事者に対して敬意を示しながら、そして子どもたちに向けてもエールを送るということが趣旨ですので、そういった建設部の熱い思いを少しでも感じ取ってくれたらな。祭りがなくなって寂しい夏になってしまうのかなとみんなが思っているところに、サプライズ、サンライズ花火をできればなと思っております」
開始2時間前にあまみエフエムの放送を通して花火の打ち上げを告知しました。
あまみエフエムでも、花火の打ち上げにあわせて5時間の生放送を行いました。
名瀬湾の上空はおよそ1300発の花火が打ち上げられました。
花火をみた医療関係者は…
「関係のみなさんの粋なはからいに感謝します。今年はちょっと諦めていました。例年、奄美の夏といえば花火、奄美まつりというのは、大きな自分の中の柱になっているので暑い夏もそれで乗り越えられることがあるんですけれど、今年は諦めていたんですけれども、こういう素敵なサプライズをいただいてありがたいです。花火はとても綺麗で、それだけでも元気をもらえるんですけれども、よく患者さんとも花火をみるんですけど、そういう時の患者さんの顔の輝きっていうのは普段、病室ではなかなかみれないですよね。いつも結構しかめっ面だったり、辛い顔をしている方々が今日は結構笑ってましたよね。」
「夏の祭り自体も無いからほんと諦めていたんですけれど、今日花火が上がるというのを聞いてとても楽しみにしてて、全国的に新型コロナの影響で明るい話題が無い中で、離島から盛り上げていって、特に青年支部の若い方が中心となって盛り上げていこうっていうのがとても励みになりますし、私達病院で勤める職員も今日はとても元気をもらいましたので、また一緒に島を盛り上げて明るい奄美を取り戻していけるように一緒に頑張っていけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。」
前田浩寿支部長「最初僕らがイメージしていたものとはまったく違いましたね。これだけすごいスタッフと協力して頂いた人たちの多さ。これは本当に島が一つになったんじゃないかなっていうぐらいの規模になっていました。蓋を開けてみれば、本当にすごいことになっていました。ただ、これから新型コロナに対しての僕らの動き方というのはそれぞれみなさん、対策しながらやっていかなきゃいけないんですけど、ただ、暗い世の中かも知れないけど、明るい、夜空に花が咲いたように、前に向かって歩いていけたらいいなと思っています。
3密にならないように、サプライズで行われた今回の「サプライズ花火 サンライズ奄美」
YouTubeでも当日の様子は見ることができますので、のぞいてみてください。