奄美大島の海水浴場では26日、海開きが行われましたが、新型コロナウイルスの感染防止のために例年より規模を縮小しての海開きとなりました。
奄美大島では毎年、旧暦3月3日の桃の節句に合わせて海開きが行われます。奄美市笠利町の用安海岸ではリゾートホテル「ばしゃ山村」のスタッフらが島唄を奉納するなどして今シーズンの安全を祈願しました。
そして、神事が終わると早速、スタッフらが海に入りましたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のために例年は参加する地元の子どもたちは招待されず、スタッフのみの海開きとなりました。
また、例年は初節句を迎えた赤ちゃんの足を海に浸して健康を祈る伝統行事の「浜下れ」も行われますが、今年はイベントとしては自粛となりました。それでも赤ちゃんの健康を祈ろうと個人で訪れ、足を海に浸す親子の姿が見られました。