「奄美パーク・田中一村記念美術館」学芸員の前野 耕一さんは出水市出身。もともと中学校の美術の教員で薩摩川内市・鹿児島市・西之表市で教えるほか、「鹿児島県 霧島アートの森」でも学芸員として勤務していました。
栃木生まれの田中一村は、東京・千葉と移り住み、自分の生涯の最後を飾る絵を描くために、50歳で単身、奄美大島にやってきました。切り詰めた生活の中で、それまで日本画の画題として描かれることのなかった亜熱帯の動植物や風景をモチーフに、独自の美の世界を生み出しました。生前、作品を発表することは叶いませんでしたが、没後、その作品は多くの方に感動を与えました。
その田中一村の作品を展示しているのが、笠利奄美市町の奄美パーク内にある「田中一村記念美術館」。今年7月22日で田中一村の生誕110年を迎えることから、これを記念して特別展やフォトコンテストなどを計画しています。「田中一村生誕110年記念 田中一村を魅了した奄美フォトコンテスト」インスタグラム部門では、3月1日から8月19日まで作品募集中!
応募方法は、奄美の風土や自然、文化をテーマとして自分のインスタグラムのアカウントから「#田中一村110」か「#isson110」をつけて投稿するだけです。最優秀賞には賞状と副賞としてクオカード1万円分と年間パスポートが贈られます。
★奄美パーク・田中一村記念美術館
http://amamipark.com/isson/
【radikoでは放送後1週間いつでも聴けます♪】
http://radiko.jp/#!/ts/MBC/20180311173000