【教えて!あまみんちゅ 第66回・10月1日放送】
佐仁八月踊り保存会会長、笠利町文化協会会長、中央公民館民謡教室講師でもある前田 和郎(まえだ かずろう)さんは、島唄や八月踊りなど島の宝である文化の伝承に取り組んでいます。「佐仁八月踊り保存会」を立ち上げたのは、笠利町の町制30周年を迎えた1991年に、千葉県で開催された国民文化祭で披露したところ、関東地方の皆さんが涙を流し喜んでくれたことがきっかけでした。
旧暦の8月から9月に行われる「アラセツ」「シバサシ」は火災を防ぐための祈願行事のひとつとも言われ、現在は五穀豊穣を願って各集落などで踊られています。5、6軒に1軒の割合で家を回り、自分達で作った郷土料理を持ち寄り、食べて飲んで唄って踊ります。12月に開催される「笠利まちおこしフェス」では、島唄や八月踊りを学ぶ佐仁の子供たちだけで太鼓・打ち出し・歌・振り…にチャレンジしますよ!