奄美では欠かせない伝統飲料「ミキ」を製造・販売している「花田ミキ店」代表の花田 謙一郎さんは3代目、昨年65周年を迎えました。お米をおかゆ状態に炊いて、サツマイモと白糖を混ぜて、一晩寝かせて作る「ミキ」は無添加の発酵食品で、昔からこの製造方法は変わりません。
真夏の夏バテ解消や食欲不振の食事代わりに飲むほか、旧盆や豊年祭など祭事でも飲みます。最近では、パッションフルーツを混ぜたり、ヨーグルトと混ぜたり、黒糖焼酎と混ぜて飲む方も!?「ミキ」は奄美の伝統飲料として愛され続けています。
来年、息子さんが家業を引き継ぐために帰郷予定。『息子と共に、県外にも「ミキ」を広めるほか、特にスポーツをする方に手軽に「ミキ」を飲んでもらえる工夫をしていきたい…』花田代表の夢は広がります。