鹿児島県沖永良部島・和泊町笠石海浜公園のユリ園などで20日、恒例の球根植え付け作業が行われた。和泊町花と緑のまちづくり推進協議会が主催し、同協議会委員と町の環境美化活動などに協力するえらぶゆりサポーター登録の各種団体計約130人が参加し、約7500球を植えた。
この日は天候の影響で土の状態が悪く、半分の面積に予定の半数の球根を植え付けた。参加者は役場の担当職員から球根の植え付け方について説明を受けた後、作業を開始。友人らと協力しながら1球ずつ丁寧に植えた。残り半分は後日、町職員が植え付ける予定。
バレースポーツ少年団のチームメートらと参加した松﨑葵さん(12)=内城小6年=は「きれいに咲いてほしいと願いを込めて植えた。自分たちで咲いたユリが咲いたらうれしい」と話した。
同園は多くの人が満開のユリを観賞に訪れる観光名所となっている。今回植えたユリは来年4月下旬~5月上旬に見頃を迎える見通し。
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