鹿児島県沖永良部島の和泊町花と緑のまちづくり推進協議会(大福勇会長)は17日、和泊町喜美留(沖永良部島)の笠石海浜公園など3カ所でユリなどの植え付けを行った。えらぶゆりサポーター団体などに所属する小学生から一般まで約180人が参加。テッポウユリとフリージア、グラジオラスの計約4万球を植え付けた。
植え付け作業は、沖永良部島の特産物で、地域の農林水産物や食品のブランドを守る農林水産省の地理的表示(GI)保護制度にも登録されている「えらぶゆり」を生かした地域づくりや観光振興などの一環として実施した。
笠石海浜公園では、小中学生や町連合青年団などが、ユリの球根約1万6000球を、手際よく植え付けていた。フリージアとグラジオラスは、同町国頭の県道沿いの町有地などに植えた。
小学1年生から毎年参加している5年生は「花が咲いた時には、たくさんの人に見てもらい、すごいと思ってもらいたい」と笑顔で話していた。
同協議会によると、今回植えた花の見頃は、ユリとグラジオラスが来年4月中旬~5月、フリージアが2月~3月中旬ごろ。
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