先週に引き続き、龍郷町の生涯学習センター「りゅうがく館」学芸員の川元 美咲さんに、奄美群島の情報サイト「しーま」編集長の麓 卑弥呼(ふもと ひみこ)さんがインタビュー。
これまでの博物館では、歴史や文化遺産を民族学・考古学・自然…と分野ごとに紹介することが多いのですが、「りゅうがく館」は集落ごとに紹介する新しい展示方法。大島紬の産地として、柄の詳しい紹介もあります。
西郷隆盛が3年間身を隠すために過ごした龍郷では、愛加那さんとの間に2人の子供を授かり、地元の子供達に手習いを教えたり、釣りや猪狩りをしたり…と、人生の中で最も心穏やかに過ごせた時期だと言えそうです。
舟で辿り着いた西郷さんが、舟を繋いだと言われる松は「西郷松」と呼ばれ親しまれてきましたが、残念ながら枯れてしまい、その松から作られた木彫の西郷さんと愛加那さんの実物大の像が「りゅうがく館」の玄関でお出迎えしてくれますよ!