伝統・文化

島口の魅力、ふんだんに 徳之島民謡大会=伝統芸能、島唄・話芸多彩に

第31回徳之島民謡大会(徳之島三町文化協会主催)が25日、鹿児島県徳之島・天城町の防災センターであった。約200人が来場。島口(方言)をふんだんに用いた18組の伝統芸能や島唄、民謡、話芸などを堪能した。

大会は1991年に初開催。「徳之島民謡は島の心 みんなで守り育てよう」をテーマに島内3町が持ち回りで開催している。大会の趣旨から天城町文化協会の西慶蔵会長、森田弘光天城町長らも島口であいさつして開催を祝った。

プログラムは2部構成。島内3町の18組が出演した。夕凪会(徳之島町)メンバーとして島唄と三味線を披露した中元楓花さん(21)は「緊張でミスもしたので演奏は50点」と反省した上で、「島口は難しいけれど、昔の人が歌に込めた思いを想像しながら歌うと心が洗われる思いがする。今後も勉強を続けたい」と意欲を示した。

島口を活用した多彩なステージが繰り広げられた徳之島民謡大会=25日、天城町

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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