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禎村さんが最高賞 徳之島=天城町産パッションフルーツ品評会

鹿児島県徳之島・天城町産のパッションフルーツ品評会(同町技術連絡協議会園芸部会主催)が6月13日、同町瀬滝の町農業センターで開かれた。町内から9点の出品があり、禎村浩樹さん(45)=天城=が最高賞の金賞を受賞した。

入賞した(左から)藤本将喜さん、禎村浩樹さん、貞山博一さん=6月13日、天城町農業センター

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品評会は、同町産パッションフルーツ全体の品質向上や生産者の技術の研さんなどを目的に昨年から開催。県、町、同センター、JAあまみ天城事業本部の農政関係者ら5人の審査委員が▽玉ぞろい▽実詰まり▽着色▽果皮の状態▽糖度▽酸度│の6項目で採点。出品果実の平均糖度は17度(最高18・9度)、酸度は平均で2・04%だった。

金賞の禎村さんはサトウキビも栽培している。受賞について「栽培3年目と経験が少ない中での受賞。戸惑いもあるがうれしい」と話し、「今年は液肥の葉面散布の回数を増やしたら糖度が上がった。来年は苗の植え方を工夫してさらなる品質向上を目指したい」と次の目標を掲げた。

同町では生産農家24件が計1・6ヘクタールの農地(ともに町把握分)でパッションフルーツを栽培しており、例年約20トンを出荷している。審査委員長を務めた町農政課の碇本順一課長(58)は「すべての出品ともに味の面は申し分ないレベルで甲乙つけ難かった。強いて指摘するとすれば箱詰め作業などでもう少し工夫ができそう」と総評した。

上位3生産者のパッションフルーツはPRのために町役場で展示される。関係者によると今季産の品質は年末、年始の低温と強風の影響があったもののその後の生育は順調。例年並みの約20トンの出荷を見込んでいるという。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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