奄美市で、伝統の大島紬の魅力を伝える恒例のイベントが新型コロナの影響で中止となり、今年はイベントに代わって、市職員が魅力をPRする取り組みが行われました。
奄美市は1978年から毎年1月5日を「紬の日」と定めています。例年、シマ唄の披露や大島紬を着た人たちの練り歩きなどイベントが開かれてきましたが、新型コロナ感染拡大の影響で、去年に続き今年も中止となりました。
イベントは中止となったものの、SNSなどで大島紬のPRに活用しようと、今年は奄美市の職員およそ30人が有志で大島紬を身に着け、市役所前で写真撮影をしました。
(参加した市職員)「すごく軽くて、(生地の)シャリシャリという心地いい音が聞こえてすごく素敵な着物だと思っている」
また、奄美市では1月31日まで、大島紬の魅力を伝える写真や動画、絵画などを募集していて、郵送またはSNSのインスタグラムから応募できます。
◆奄美市ホームページ:第44回紬の日抽選会”本場奄美大島紬の魅力を伝える”作品募集!