マラソン代表の服部選手が表敬
東京五輪マラソン競技日本代表に内定している服部勇馬選手(26)=トヨタ自動車=が17日、鹿児島県奄美市の朝山毅市長を表敬訪問した。奄美市で10日から合宿中の服部選手は「けがの影響で一時期走れない期間があったが、今は調子が上がってきている。五輪ではメダル争いに絡めるような走りを見せたい」と抱負を述べた。
服部選手は新潟県出身。東洋大を経てトヨタ自動車に入社。18年の福岡国際マラソンで2時間7分27秒の好記録を出して14年ぶりの日本人優勝を果たし、東京五輪選考会のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得。選考会で2位となり五輪出場内定を勝ち取った。奄美合宿は19日まで。同市の名瀬運動公園などで強化練習に取り組む。
市長表敬にはトヨタ自動車陸上長距離部の佐藤敏信監督も同席。服部選手は東洋大時代から合宿で奄美を訪れていたこと、地元の中学生と一緒にマラソン練習に取り組んだエピソードも披露した。
朝山市長は「日本を代表する五輪代表内定選手の奄美合宿はわれわれにも大変栄誉なこと。体調管理に努めながら、日本のために頑張ってほしい」とエールを送った。
東京五輪の男子マラソン競技は会場変更に伴い、8月9日に札幌市である。
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