こだわりの製造方法
1.カカオ豆の選別
仕入れたカカオ豆を、一つ一つ目で見て確認し、手作業で使えない豆を取り除きます。
2.焙煎
焙煎は味や風味を決める、大切な製造工程の1つ。カカオ豆を低温でじっくり焙煎していきます。
3.Winnower(ウィノアー)で実と皮を分ける
下の写真がウィノアーです。吸引の力で重いもの(実)と軽いもの(皮)に分けられます。
このウィノアーという機械を使用して、カカオ豆を砕きながら実と皮にわけます。
4.手作業で皮を取り除く
ウィノアーで実と皮に分けた後も、細かい皮が残っているので、それをピンセットを使い手作業で取り除きます。
5.撹拌(かくはん)
機械を使って、カカオ豆を撹拌します。
撹拌を続けていくと、カカオ豆は液状に変化。そこへ奄美大島産黒糖と島ザラメを投入します。(投入するタイミングは、商品の種類によって変えています!)さらに撹拌すること3~4日。黒糖と島ザラメのザラザラ感をなくすための重要な工程です。
6.型に流し入れる
液状になったチョコレートを型に流し入れます。
7.温度調整
型に流し入れたチョコレートを、ツヤ出しのため温度調整をします。1度低温で冷やし固め、その後温度を上げてまた下げて固め、きらめくツヤが出たら、ようやく完成です!
8.包装して店頭へ
すべて手作業でチェックし、包装します。
ネサリチョコレートのこだわり
こだわり【1】島の素材
ネサリチョコレートは植物油脂、乳化剤(レシチン)、保存料などを使用しない、無添加のBean to bar chocolate(ビーントゥーバーチョコレート)です。
選りすぐりのカカオ豆と奄美大島産の黒糖と島ザラメのマリアージュが、風味豊かな味わいを作り出しています。旬の食材を使用することも意識しており、最近では大島紬村の敷地内で採れたシークワーサーを使ったチョコレートを開発、製造しました。シークワーサーの爽やかな香り心地よく、人気が高まり早くも品薄になるほど。
こだわり【2】パッケージデザイン
「お土産やプレゼントで渡すときに、奄美大島の話をするきっかけになれば…」との想いで、越間さん自らがロゴや種類ごとの包装紙、紙袋までをデザインしています。
大島紬の柄をモチーフにしたパッケージが目を引きます。