奄美舟こぎ協会(橋口耕太郎会長)は9月4日、鹿児島県奄美市名瀬の通称「三角浜」でビーチクリーン活動を行った。会員や県立大島高校の生徒ら約60人が参加。夏の間に使用した舟の片付けや、漂着ごみなどの収集を行い、海岸美化に一役買った。
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舟こぎの練習場となる同浜の環境美化を図ろうと、毎年舟こぎシーズンを終える時期に実施している恒例行事。この日は午後6時から約30分間の作業で、ペットボトルや空き缶、プラスチックなど軽トラック1台分のごみを拾い集めた。活動にはイオンプラザ大島店(奄美市名瀬)も協力。参加者へ飲料を提供した。
活動に参加した大島高校の生徒は「奄美の海が好きで三角浜にもよく来るが、軽石やプラスチックが落ちていて、せっかく海がきれいなのに砂浜にたくさんゴミがあるのが気になっていた。奄美の海まで汚いイメージを持たれないように変えていきたい」と話した。
同協会理事長の実和則さん(53)は「今年は大高のボランティア含め参加人数は過去最高だと思う。これだけ集まっていただけて本当にありがたい。海に感謝という思いで毎年していきたい」と語った。
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