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水中遺跡調査に挑戦 伊仙町=親子連れ10人、計測作業体験

鹿児島県徳之島についてさまざまな観点から学ぶ「徳之島のいろは」の「水中遺跡調査隊!」(伊仙町教育委員会主催)が7月9日、伊仙町阿三の瀬田海海浜公園であった。親子連れ10人が参加して児童3人が潜水具を用いた潜水に挑戦。現在、徳之島3町が協力して実施している水中遺跡調査の作業を体験した。

水中での計測作業に挑戦する参加児童(中央)=7月9日、伊仙町阿三(提供写真)

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「徳之島のいろは」は、伊仙町歴史民俗資料館が主催する「地域の特色ある埋蔵文化財活用事業」の一環。今回のイベントは今年度の第1回目で、年度内に計5回の開催を予定している。

徳之島には伊仙町に面縄港沖海底遺跡があるほか、3町それぞれの海底で船のいかりとして用いられていた碇石(いかりいし)や陶器などが発見されている。3町は2019年度から「徳之島三町における文化財関係事業に関する協定」を結んで各町の学芸員らが連携して調査を進めている。

児童らはスキューバダイビングで深さ約1・5メートルの海底に潜り、沈んでいる物の大きさを測ったり、カメラで撮影したりする作業に挑戦。島内で実施している水中調査の作業の一端を体験した。児童らは「スキューバダイビングを体験できて楽しかった」「調査の大変さが分かった」などと話した。

同館学芸員の安田未来さんは「徳之島の海に興味を持ってもらうためにも島の人こそスキューバダイビングを経験してほしい。これからも徳之島の歴史や文化を楽しめるイベントを開催したい」と語った。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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